今回のコラム
日本のGDPが、
世界ランキングで
どんどん順位を
落としていくと予想されています。
国際通貨基金(IMF)が
10月12日に公表した
最新の世界経済見通しで
明らかになりました。
2027年にはインドに追い抜かれ、
近い将来にイギリスにも抜かれる
可能性があるそうです。
日本人としては、
非常に残念なニュースです。
—
日本では長年
「失われた30年」
などと言われてきました。
それでも私は、
何だかんだ言って、
日本は世界有数の経済大国であることに
変わりはないと思っていました。
しかし、
実際にはドイツに抜かれ、
インドにも抜かれようとしています。
さらに長期的には、
インドネシアやメキシコなどの
新興国が経済規模を拡大し、
日本との差を縮めていくことも
予想されています。
人口減少が進む日本は
何か大きな打開策がなければ、
世界経済における存在感は
相対的に小さくなっていくでしょう。
—
ちなみにこの文章は、
イギリスのロンドンで書いています。
ロンドンに来て改めて感じるのが、
物価の高さです。
ちょっとした食事でも
3,000円くらいかかるイメージです。
私は1週間ほどヨーロッパを旅してきたので、
そろそろ東アジアの料理が恋しくなり、
ロンドンの中華料理屋さんに行ってきました。
そこで注文したのは、
ご飯とおかず3品、
スープのセットです。
特別な高級店ではなく、
ごく普通の街中華のような
お店だったのですが、
これだけで約4,000円しました。
日本で同じような食事をすれば、
千円くらいだったでしょう。
—
世界各国では物価が上がっています。
日本の物価も上昇しているとはいえ、
海外と比較するとまだまだ安いと感じます。
しかも、
日本は価格が安いにもかかわらず、
サービスの質が非常に高いです。
これは日本の素晴らしいところです。
—
しかし、
経済という観点から見ると、
必ずしも良いことばかりではありません。
物価が安いということは、
それだけ企業の売上や
働く人の給料も上がりにくい
という側面があります。
もちろん、
単純に物価だけが上がれば
良いわけではありません。
大切なのは、
企業が生み出す価値を高め、
それに伴って給料も上がり、
私たちの生活が豊かになっていくことです。
そうした経済成長がなければ、
日本は世界から見て、
ただひたすら「安い国」に
なってしまうかもしれません。
—
インドにGDPで追い抜かれるのは、
まだ理解できます。
インドは人口が14億人を超え、
経済も急速に成長している国です。
一方で、
イギリスはインドのような急成長を
続けている国ではありません。
それでも日本が追い抜かれる
可能性があるということは、
日本の経済成長が
いかに鈍いかを考えさせられます。
もちろん、
GDPの順位だけで
国の豊かさが決まるわけではありません。
為替の影響も大きいですし、
人口が多い国ほどGDPの総額は
大きくなりやすいものです。
それでも、
日本が長年にわたって
経済成長に苦戦していることは事実でしょう。
—
私自身、
海外を旅するたびに、
日本の良さを再認識しています。
治安が良く、街は清潔で、
食事は美味しく、サービスの質も高い。
世界に誇れるものがたくさんあります。
だからこそ、
経済の面でも、
もう一度元気な日本に
なってほしいと思います。
インドのように
急成長するのは難しいとしても、
イギリスやドイツのように
少しずつ経済を成長させていくことは
できるはずです。
私も一人の経営者として、
小さな規模ではありますが、
新しい価値を生み出し、売上を増やし、
経済に貢献していきたいと思っています。
海外にいると、
日本の素晴らしさだけでなく、
日本が抱えている課題もよく見えてきます。
今回のニュースは、
日本の将来について
改めて考えるきっかけになりました。
—
なお、
日本の凋落が止まらない場合でも、
自分や自分の周りの人が
幸せに生きられるように、
勉強や仕事を頑張って
自分自身を成長させましょう。
「会社が悪い」「経済が悪い」
「社会が悪い」「親が悪い」「夫・妻が悪い」
と他責思考になっていては
豊かにはなりません。
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