今回のコラム
日本では一般的に
1945年8月15日を
太平洋戦争が終わった日として
認識しています。
それは正しい認識なのでしょうか?
日本本土における戦争被害というと
広島・長崎での原爆投下をはじめ、
東京大空襲などの大規模な空襲、
沖縄での地上戦が特に有名です。
日本国民であれば
多くの人が知っている
戦争被害です。
幾多の犠牲を出したのち
ようやく1945年8月15日に
昭和天皇の「玉音放送」が行われ、
日本国民へポツダム宣言受諾と
戦争終結が伝えられました。
前述の通り
日本では一般的にこの日を
「終戦の日(戦没者を追悼し平和を祈念する日)」
としています。
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しかしながら
8月15日の玉音放送で
すべての戦闘が
止まったわけではありません。
特にソ連軍が侵攻していた
満洲、南樺太、千島列島では、
その後も戦闘や民間人への被害が発生しました。
もちろん
大規模空襲も悲惨極まりないですが、
地上戦は地上戦の悲惨さがあります。
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8月15日以降も
逃げ惑う民間人に対して
筆舌に尽くしがたい
殺戮・強奪・強姦などが行われたことは、
広島や長崎ほど語られていません。
学校であまり教えられることもなければ
TVなどメディアで
語られることも少ないため、
よく知らない人も多いでしょう。
歴史大好きな私も
恥ずかしながら大人になるまでは
よく知りませんでした。
ソ連が1945年8月9日に
日ソ中立条約を破って
進行してきたことは
学校の教科書にも書いてあると思います。
しかし
ソ連軍が8月15日以降も戦闘を続け
8月25日ごろに南樺太南部まで制圧したことは
あまり教えられていません。
そして
9月5日までにソ連による
千島列島と北方四島(北方領土)の占領が
完了しました。
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日本では8月15日が
終戦の日とされていますが、
アメリカなど多くの連合国では
9月2日を「対日戦勝記念日」としています。
というのも9月2日に
日本が東京湾上の米国軍艦ミズーリ号で
降伏文書に調印し、
第二次世界大戦が国際的に
正式終結したからです。
これを知ってからは
8月15日よりも9月2日の方が
「終戦の日」として
相応しいようにも思えます。
あるいは
北方四島(北方領土)が占領された
9月5日の方が相応しいかもしれませんし、
シベリア抑留などから
可能な限りの日本人が帰国できた日が
相応しいのかもしれません。
いずれにせよ
沖縄戦と同様、
(今は日本の国土ではないとしても)
満洲、南樺太、千島列島で地上戦が行われ、
多くの民間人が殺戮されたことは
もっと多くの日本人が
知っておくべきだと思います。