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BRICSとは、
広い国土と多くの人口、
豊かな天然資源をもとに
今後さらに成長することが見込まれる
ブラジル（Brazil）、ロシア（Russia）、
インド（India）、中国（China）、
南アフリカ（South Africa）の
頭文字を合わせた造語です。
私が学校で習った頃は
「BRICs」であり、
南アフリカは入るか入らないか
という状況でした。
この10年で
確実に南アフリカの
存在感も大きくなっているのでしょう。
実現可能性は
まだ高くないとされながらも、
そのうちBRICSに共通通貨が
生まれるかもしれません。
EUの
ユーロみたいなものです。
とはいえ
この共通通貨が
生まれるかうまれないかに関わらず
重要なのは、
脱「米ドル依存」の進行です。
長らく世界経済の覇者として
君臨してきた米国のドルを
基軸通貨として使う時代は、
終焉を迎えつつあるかもしれません。
というのも、
他の国にとっては
単純に不便だからです。
たとえばブラジルにとって
中国は最大の貿易相手国で、
両国間の貿易で
人民元決済を始めるとも言われています。
いちいち
米ドルでやりとりするのではなく、
中国の通貨である人民元を
使った方がいいよね、
ということのようですね。
世界で脱「米ドル依存」が進むと
米国の影響力は
落ちていくでしょう。
今後の世界経済は
大きく変化していきそうですね。
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