今回のコラム
私は先日、
愛媛県の松山で開催された
YOASOBIのライブに行きました。
YOASOBI HALL TOUR 2025
WANDARAというツアーのライブです。
私にとって
このような有名アーティストの
ライブに参加するのは人生初で、
とても楽しめました。
今回は
「楽しかった!以上です。」
という感想ではなく、
マーケティング的な視点から
私が思ったことを
少し書いてみます。
私も小規模ながら
個人のお客様向けの
事業を立ち上げて運営していますので、
その視点で感じたことを
3つ共有します。
※純粋に推し活を楽しみたい人は
今後純粋に楽しめなくなるかもしれないので
読まないでください(笑)
まず大前提として
わざわざ1万円近い参加費を払って
場合によっては遠方から
ライブに参加する人は、
そのアーティストの
かなりのファンである可能性が高いです。
マーケティング的に言えば、
すでにバッチバチに
教育(ナーチャリング)された
ロイヤリティ(忠誠心)の高い
優良顧客ということになります。
そういったファンが
さらにアーティストを好きになり、
さらにお金を使いたくなるような仕掛けが、
今回のライブにはたくさんありました。
私が感じたマーケティング的な
ポイントを3つご紹介します。
まず一つ目は
場の作り方・盛り上げ方です。
YOASOBIのコンポーザーであるAyaseさんが、
「ライブは頭のネジを外したもん勝ち、楽しんだもん勝ち」
みたいなことを言っていました。
その言葉があったことで、
会場がさらに盛り上がりました。
そしてさらに場が温まり、
会場の一体感が強くなりました。
セミナーセールスも
似たようなもので、
主催者がいかに場を盛り上げるかで
売上は大きく変わります。
続いて二つ目は、
参加者との関係性の作り方です。
ライブの中で
YOASOBIのお二人、
ボーカルのikuraちゃんと
Ayaseさんが客席の間をぬって歩く
タイミングがありました。
そして
気になった人をステージに上げ、
ikuraちゃんが真横で
その人にリクエストされた歌を歌う
時間がありました。
国内トップアーティストとも言えるお二人が、
目と鼻の先まで来て
こっちを向いてくれるのは
ファンでなくても嬉しいです。
ファンだったら一生忘れられない
体験だったと思います。
ステージに上がった方にとっては、
それこそ号泣ものです。
今後もYOASOBIへの
非常に高いロイヤリティを
維持することになるでしょう。
握手会などもそうですが、
好きな人・憧れの人が提供してくれる
パーソナライズされた体験には
ものすごく強い効果があります。
そして三つ目は
アンコールの演出です。
「これで終わります」
と言って一回終わった後に
アンコールがあるのは
“お約束”かもしれませんが、
実際やるのかやらないのか分からない
ドキドキ感がありました。
そして実際にアンコールが始まり、
しかも2曲も披露してくれるという、
期待を超える展開に。
その瞬間、
会場は歓喜しました。
お客様に期待を超える
感動をお届けするのは、
とても効果的なのです。
さらに、
アンコール時には
ikuraちゃんとAyaseさんが
ライブのグッズを身につけて再登場し、
ガッツリ宣伝もしていました。
これにより
「ライブ後にグッズ買って帰ろうかな」
と思った人も多かったのでは
ないかと思います。
これにより、
ライブの収益が何%か
上乗せされたかもしれません。
上手なクロスセル
(ついで買いの促進)です。
以上、
私が感じたマーケティング的な
ポイント3つでした。
欲を言えば、
こんなことを考えずに
純粋にライブを
楽しめたら良かったです(笑)
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