松村の著書・監修書は全国の書店やAmazonで好評発売中！今回のコラム
人間は何かと文句を言いがちです。
例えば、
「景気が悪いから」「円安だから」
「物価が高いから」「上司が無能だから」
「部下が怠け者だから」「夫（妻）の態度が気に食わないから」
「親が理解してくれないから」「子供がわがままだから」
といった様々な理由をつけて、
自分がやりたいことや
やるべきことを諦めてしまいがちです。
そして
どうしようもないストレスに苦しめられています。
もちろん、
上記の文句は事実かもしれません。
しかしこの際、
事実かどうかは問題ではありません。
問題なのは、
自分ではどうにもできないことを、
自分が行動しないことの言い訳にしてしまっていることです。
全世界2,000万部、国内でも140万部の
ベストセラーとなっている書籍『7つの習慣』に
書かれている特に大事な教え
“問題が自分の外にあると考えるならばその考えこそが問題である”
の通りです。
私も最近、
「○○さんがこれをやってくれない、、」
といった理由でストレスを感じてしまうことがありました。
しかし改めて
この『7つの習慣』の教えを思い出し
内省しました。
相手が自分の期待通りに動いてくれないからといって、
そのことで自分がストレスを感じるのは
馬鹿らしいことだと思い返しました。
それに
ストレスを感じたところで
事態は何も改善しないとも思いました。
そこで、
自分ができること・やるべきことに注力し、
自分がどうにもできない他人の問題に対しては
意識を向けないように心がけました。
そうしたところ、
心がかなり穏やかになりました。
また、
自分の力でどうにかできることに集中したことで、
ただ不満を感じていたときよりも
圧倒的に良い結果を得ることができました。
あなたも、
現状に何かしら不満や文句がある場合は、
まず自分が解決できることに
注力することをおすすめします。
例えば、
給料が少ないなら副業や転職をすればいいですし、
人間関係が悪いなら自分自身の考え方・感じ方を変えるか
自分が一緒に働く・生活する相手・環境を変えればいいのです。
これができるかどうかで、
人生は大きく変わるはずです。
「そんな簡単に言うなよ、、」
と言いたくなる気持ちもわかります。
しかし
そのように思考停止して何も行動しない人は、
残念ながら今と変わらない不満の多い人生を
送り続けることになるでしょう。
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