今回のコラム
山田孝之さんと仲野太賀さん主演の映画
『十一人の賊軍』を公開日である11月1日に観てきました。
盛んに宣伝されているので、
『十一人の賊軍』という名前を
知っている人も多いのではないかと思います。
私はどんな内容かは調べず、
「幕末の映画らしい」
くらいの情報量だけで観に行きました。
結果、
いろいろと印象に残る映画でした。
これから観る人もいると思うので
ネタバレはしませんが、
かなり見応えのある映画です。
新潟にかつて存在した
新発田藩(現在の新潟県新発田市)が
舞台となっています。
私は歴史が好きで
幕末に関しても知識は多い方ですが、
新発田藩を巡るエピソードは知らなかったので
歴史的な背景を含め新鮮な作品でした。
映画にはメインキャストである賊軍をはじめ、
領地を守りたい新発田藩、
旧幕府側として戦った奥羽越列藩同盟、
官軍となった新政府軍など
様々な立場の人が登場します。
劇中ではかなり嫌なやつとして描かれる人もいますが、
それぞれがそれぞれの信じる正義のために
必死に生きていたんだなあと感じました。
普通の精神状態じゃ生きていられなかった人も
当時は多かったのではないかと思います。
とにかく熱い作品を観たい人、
普通とは違った幕末ものを観たい人に
おすすめの映画です。
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