日本がGDPで世界4位に転落すること

社会情勢

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今回のコラム

2023年に日本の
GDP（国内総生産）が
ドイツに抜かれ、
世界4位に転落する
見通しとなっています。

個人的にはけっこう
残念なニュースなのですが、
多分このニュースを見ても
大して何も感じない
日本国民が多そうで、
それもまた残念に思えてしまいます。

ドイツ躍進と日本後退の理由は
いくつかありますが、
大きいのは国内の
「立地競争力」
を高めたか否かのようです。
ドイツは2000年代以降、
政府が経済連携協定の拡大や
法人税率引き下げなどにより、
企業が国内で活動しやすい
環境を作ってきました。

一方、
日本では円高デフレを
長期間放置してしまったため、
企業の海外流出を
加速させてしまいました。

中国みたいに
人口がものすごく多くて
資源も豊富な国に
GDPが抜かれるのは、
急に帰国子女が転校してきて
英語のテストの順位が
落ちるようなもので、
「しょうがないよね」
みたいなムードがあります。

しかしドイツみたいに
日本と同じく人口減少している国に
GDPが抜かれるのは、
長年の積み重ねの結果です。

ドイツすごいなと思うと同時に、
日本の今後の立ち回りにも
期待したいと思います。

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