今回のコラム
私は
『メタバースがよくわかる本』
(秀和システム)
を出版したこともあり、
メタバースの専門家として
意見を述べたり、
研修を作成・監修したりしています。
「メタバース」
という近年注目されている
概念について
それなりに
経験を積んできた私が思う、
メタバースを利用する
意義を述べます。
最初に身も蓋もない
意見を述べると、
メタバースはまだまだ
リアルには勝てないと感じます。
こんな文章を書いている
私自身も、
どうせ人に会うなら
リアルの方がいいな
と思っている一人です。
コロナ禍も
落ち着いてきた2023年は、
リアルで人に会うこと、
イベントに参加することの喜びを、
多くの人が再確認
していることでしょう。
一方、
メタバースならではの
楽しみもあると感じます。
私は早稲田大学の
招聘研究員として、
イオン環境財団による
環境教育プログラムの
運営に携わっています。
そこで、
早稲田大学を含む
9カ国の大学の学生と先生方に、
メタバース(cluster)を
活用いただきました。
ただ単に
ディスカッションや
プレゼンテーション
するのであれば、
Zoomの方が使いやすいでしょう。
ただし彼らにとって、
新しいプラットフォームを
使ってみることの
体験価値もあったようでした。
メタバースならではの
動き(エモート)なども使い、
Zoomのみでは難しい
国際交流もできました。
Z世代やその次のアルファ世代、
またその次の世代の皆さんは、
より早い段階からメタバースを
利用する機会もあるかもしれません。
ぜひ有意義な使い方・
メタバースを使う意義を
見つけていただきたいと思います。
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