今回のコラム
私の学生時代のバイトの先輩に、
久保田さんという人がいます。
彼は単なるバイトの先輩
というだけではなく、
私にエスニックタウン散策の
楽しさを教えてくれた人でもあります。
そんな久保田さんは
現在、プロの講師として活躍されています。
塾や予備校で
大学受験向けの世界史を教えたり、
大学で公務員試験講座を受け持ったり、
大手資格予備校で
宅建講座の講師をしたりしています。
そんな
そもそも勉強が超得意そうな
久保田さんですが、
実はプロレスラーを目指して
高校を1年生で退学し、
定時制の高校に編入したのちに、
2浪して早稲田大学に
入学したという
結構変わった経歴を持っています。
久保田さんはそんな経験をもとに、
今年
青春出版社さんから
『偏差値30台からの難関大学合格の手順』
という本を刊行されていますので、
受験生の方や
身近に受験生がいる方は
ぜひお手に取ってご覧ください。
前置きが長くなりましたが、
久保田さんの本を読んでいて、
プロ講師と勉強が得意な一般人は
決定的に違う部分がある
ということに気づきました。
それは、
当たり前ですが
「指導するプロかどうか」
ということです。
もちろん
勉強が得意な人が
教えるのも上手いという場合も
まあまああります。
しかし
様々な受験生を指導した経験があったり、
様々な参考書を比較検討して
その人それぞれに適した参考書を
おすすめするのは難しいでしょう。
一方、
プロの講師は文字通りプロなので、
やはり教える・導く
という点において、
ただ単に勉強が得意な人とは
全然違うなと思いました。
これはスポーツもビジネスも同じで、
プロとして大活躍した人が
指導者としても超一流とは限らないですし、
プレイヤーとしては芽が出なくても、
指導者としては
卓越した能力を発揮する人もいます。
教えを請う場合は、
プレイヤーとしてだけでなく
指導者としても優れている人を選ぶと
より良いですね。
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