今回のコラム
私が愛用しているクレジットカードに
ダイナースクラブのカードがあります。
そのダイナースの解約防止戦略が
なかなか上手いと思ったので
こちらで共有しておきます。
何が上手いと思ったのかと言うと
解約を防止しつつアップセルも
仕掛けてきたのです。
私はダイナースクラブの一般カードと
ANAダイナースクラブカードを
保有しています。
ただ
どちらも年会費が2万円以上かかる上
カードのスペックは
そんなに変わらないので、
そろそろ年会費の更新が近づいた
ANAダイナースクラブカードを解約し、
通常のダイナースカードのみ
保有し続けようと思って
解約の電話をしたのでした。
ちなみになぜ
2つとも持っていたかと言うと、
どちらも入会時のキャンペーンに
年会費以上の価値があったので
両方作っていたのです。
例えば
ANAダイナースクラブカードの方は
入会キャンペーンで
5万以上のANAマイルを
ゲットできたので
楽勝で年会費の元は取れています。
(ちなみに東京-ハワイの片道であれば
ローシーズンなら35,000マイルです。)
今回
解約の電話をダイナースにしたところ
「お客様はプレミアムカードへの
アップグレードの対象になっていますが
アップグレードにご興味はありますか?」
と訊かれました。
私はクレカ好きであり
いずれはダイナースのプレミアムを
活用したいと思っていたので
その話に興味を持ちました。
通常のダイナースも
ANAダイナースも
アップグレードの対象
とのことでしたので
どっちも招待状を
送ってくれるようです。
一応審査はありますが
基本的には
アップグレードは
ほぼ確約とのことでした。
ちなみに
通常のダイナースのプレミアムカードが
年会費14万円ほど
ANAダイナースのプレミアムカードが
年会費17万円ほどします。
さすがに
両方はなくていいかなと思うので、
どっちかのアップグレードを
検討しようと思います。
せっかくなので
オペレーターの人と
少し会話したのですが、
このアップグレードの対象は
毎月変わるということなので
「今を逃すと来月以降は
アップグレードの対象に
ならないかもしれません」
と言われました。
期限限定作戦ですね。
また
ANAダイナースの方は
毎月3,000円くらいのスマホ代を
払う時くらいしか使っていないので
それでも対象なのかと聞いてみました。
すると
オペレーターの方は
ちょっと笑ってたので、
多分解約の電話をしなかったら
アップグレード云々の話は
無かったのだと思います。
(主観です。)
(オペレーターの方の対応は良かったです。)
アップグレードするとなると
年会費は通常のダイナースで
プラス12万円ほど
払うことになりますので
なかなかなアップセルとなります。
これは私が
プレミアムカードへのアップグレードに
興味があったからこそ
成り立つアップセルではあるのですが、
このアップセルにより
私が今回ANAダイナースを解約したとしても
通常のダイナースのアップグレードによって
ダイナースクラブの売上は上がります。
しかも
お客さん(つまり私)も
喜んでくれる可能性があります。
したがって
この解約の電話は本来ネガティブな
ものになるはずだったのですが、
お互いにとって
ポジティブなものへと
変換してくれたのです。
ダイナースのように
特に価格が高めな製品・サービスの場合、
このように解約を防止しつつ
より良い製品・サービスを提示して
アップセルするという
戦略も取れる可能性があるので
良かったら参考にしてみてください。
新刊『DAOがよくわかる本』
メタバース、NFTの次のトレンドワードといわれる
今話題沸騰のDAOについての初心者向け解説書です。
基礎知識、仕組みを
図解でわかりやすく解説していますので
ぜひ読んでみてください。
旅するWeb3作家の公式メルマガ
こちらが私のメイン媒体です。
お得な情報を配信しますのでぜひご登録ください。
旅するWeb3作家の公式LINE
ご質問・ご感想はこちらのLINEからお気軽にどうぞ!
>>公式LINE(無料・いつでも解除可能)(@927wtjwr)
なお、LINE登録者にはプレゼントもあります。